
カイロの市内中心部
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公園から見えるモカッタムの丘
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廃棄物を利用した鳥胴体はバイクのオイルタンク
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公園とモハメッドアリモスク
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座って見えるスルタンハッサン
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湖の噴水とモスク
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砂漠の街カイロに昨年12月、大きな公園が出来ました。名前はアズハルパーク。面積は30ヘクタール。
カイロの中心、世界遺産にもなっているイスラミック地区にあるこの公園は、以前は廃棄物置場でした。
いわゆるごみの山を埋め立て、丘を造り川を流し、滝を作り木々や花々を植え、緑あふれる憩いの場となったのです。
全てとは言えませんが、多くのエジプト人は街にごみを平気で捨てる癖があります。先祖代々、ごみは風化する物と伝えられてきたようです。
確かに、一昔前のごみは全てこの砂漠気候の風に乗って風化されていたのでしょう。
しかし、昨今のごみは、ちょっとやそっとの乾燥ぐらいでは風化しません。いつの間にかごみは街中にあふれ、美観などあったものではないというあり様となりました。ピラミッド等の多くの世界遺産を抱える観光立国でありながら、非常に嘆かわしい限りです。
ところがユネスコ等の協力もあり、政府もやっと重い腰を上げ、街の美化に取り組み始めたのです。
最近では、街の至る所でごみの清掃員を目にするようになり、清掃された場所には木々が植えられ、緑を増やそうとしているようです。
背けたくなるごみの山が減り、そうなると人々はカイロの街並みへと目を向け始めました。
イスラミック地区は、埃と排気ガスによって真っ黒だった建物の壁が、徐々に統一されたクリーム色に塗り変えられています。
アズハルパークの丘へ上がると、カイロの市内中心がナイル川に沿って広く大きく形成されている様子がわかります。
母なるナイルは、周囲の高層ビル群に埋もれてしまってこの丘からはよく見る事が出来ませんが、その周りに隣接する多くの建物やイスラムモスクのミナレット(礼拝の呼びかけをする塔)などの多様さに気づかされます。
イギリス植民地時代の西洋建築物。その間に所狭しと庶民のアパートが重なるように並びあい、街の忙しい雰囲気が肌で伝わってくるようです。
天気が良い澄んだ空気の日には、この丘から遠くギザのピラミッドも見る事が出来ます。
ここに立つと、イスラム時代から近代までの、この街がたどった道のりを垣間見るような気がします。
水と緑に囲まれたこの公園は、今までのカイロとは違う、なんとも言えない芳しい花と緑の香りがします。芝にゆったりと腰をかけ、街の喧騒を眼下に窺いながら、ゆっくりと本でも読んで見たくなる所です。 |
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