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空港までこのジープで送迎。知らないとびっくり。

かわいいけど、本当はこわいらしい。
ビッグファイブのひとつ、サイ。

ある日のランチ・ビュッフェ。とても美味しかった!

ロッジのプール

木がふんだんに使われた暖かい色調の部屋。

サファリ内の夕方の湖
「うん、これはメスのものだ」。藁を固めたようなアフリカゾウの落し物を少し「パクッ」と味見して、サファリ・レンジャーはこともなげに言い放った。

のけぞる私にさらに一言、「ユーワナトライ?」

丁重にお断りしつつ、どうやって判断するのかと聞いたところ、甘いのがメスで酸っぱいのがオスのものだという。

ここは「プライベート・サファリ」。南アフリカでは「プライベート・ゲーム・リザーブ」と呼ばれる数ある私営動物保護区の中のひとつ。銃を抱えたレンジャー2人とともに宿泊客数人で「ウォーキング・サファリ」に出かけた日中の出来事である。動物が活動するのは朝夕なので、気が緩んだまま先へと進む。と、そこにイノシシの頭の骨が!素早くレンジャーの隣の位置を確保しつつ散策を続け、野生動物についての豆知識を伝授してもらった。

早朝と夕方の車による「ゲーム・ドライブ」では、レンジャーは道から逸れて草むらをどんどん分け入って動物を探し、ギリギリのところまで車を寄せる。ライオン、ゾウ、ヒョウ、バッファロー、サイの「ビッグ・ファイブ」を全て探すことが、アフリカのゲーム・ドライブの一つの目標となっている。しかし、窓も屋根もないジープの乗客は全身さらし者の気分だ。ライオンのそばに停まったとき、スリルは頂点に達する。

レンジャーは動物の足跡を見分けるのはもちろんのこと、それが古いか新しいか、またそれぞれの向きによって進む方角を決めて、効率よく野生動物の自然な姿を眺めさせてくれる。宿泊した私営動物保護区に隣接するクルーガー国立動物保護区は四国ほどの広さなので、コンパクトな私営動物保護区は時間のない多くの旅行客には非常にありがたい。コンパクトとはいっても、写真中のカパマ・プライベート・リザーブは13000ヘクタールの敷地があるため、ゲーム・ドライブ中に出会えない動物がいるのは仕方がない。

一日の始まりはまず早朝のゲーム・ドライブから。それから朝食を終えると、自由時間。昼食を食べ、ウォーキング・サファリに行くか、自由時間ののち、夕方のゲーム・ドライブに続き夕食となる。レンジャーや宿泊客とともに、ロッジ内の野外レストランでキャンプファイアーを囲みながらの夕食には、オーストリッチのソーセージなど肉料理が中心。長時間一緒のジープで過ごす宿泊客やレンジャーとは、自然と仲間意識も生まれ、アットホームな雰囲気となる。

たくさんの野生動物を間近に見た興奮とその余韻を楽しみながら、プライベート・サファリでの贅沢な夜は更けていく。
 
  海外特集 (毎月1日・16日更新)
  vol.019 アフリカのプライベート・サファリで過ごす
  取材地 南アフリカ・フートスプレイト
  記事執筆・取材・撮影 岡田 理恵
  2006. 1. 1 掲載
 
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