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夏が近づくと夜7時でも見通しがよい

「野生動物横断注意」の標識

標識撮影中に現れた飛べない鳥「プケコ」

名義変更の届出用紙

路上販売中の車

美しい夕焼け
問:走行中、羊の群れに遭遇した場合はどのように対処するべきか?

ニュージーランドの自動車運転免許を取得する際、筆記試験ではこんな設問に出くわす。事実、街から外れて郊外をドライブすれば、道幅いっぱいに広がる羊の群れに遭遇することがよくある。ニュージーランドでは各地に見どころが点在するため、観光とともにドライブを楽しめば、このようなニュージーランドならではの光景にも出会えるのだ。

日本人にとって、ニュージーランドはまさにドライブ天国といえよう。左側通行で車は右ハンドルなうえ、日本では高くつく高速料金も、こちらのモーターウェイは無料である。町から町へ移動する際はほとんどがモーターウェイ(制限速度100キロ)となっており、渋滞も滅多にない。

さて、ニュージーランドでは車の売買が非常に盛んであるが(そのほとんどが日本の中古車)、街中を歩けば、路上に「4 (For) SALE(売ります)」といった貼紙をして置いてある車や、貼紙をしたまま走っている車を数多く見かける。この貼紙によって顧客をつかまえるという、いたってシンプルな方法で車を売る人が多いのだ。その車に興味がある人は、貼紙にある連絡先に電話をし、車の状態を確認して値段交渉を行なう。めでたく売買成立となったら、買主は支払いを済ませて、そのまま買った車に乗って帰ることができる。必要な手続きは名義変更のみで、最寄りの郵便局などで簡単に済ませることができる。売り方もシンプルなら、持ち主の変更手続きも非常に簡単明瞭なのである。このあたりにもキウイ(ニュージーランド人の愛称)の、複雑なことを好まず合理的に(おおまかに?)物事を進めていく気質が見られておもしろい。

旅行先でドライブ、となると通常はレンタカーを使用する人がほとんどだろう。もし、ニュージーランドで長期滞在をする機会があるのなら、路上で売っている車を入手してみるのもいいかもしれない。帰国時にうまく売却できれば、レンタカーより安くつく公算も大である。ただし、日本で車検にあたるWOF (Warranty Of Fitness) と登録料(Registration)はそれぞれ有効期限があるので、切れていれば更新する必要がある。トラブルを避けるためにも事前の下調べはしっかり行なおう。

さて、冒頭の問いに対する答えだが、おわかりになるだろうか?
正解は、「そのまま車を道端に停め、羊の群れが移動するまで待つ」。
くれぐれも、クラクションを鳴らして羊を脅かさないように!
  海外特集 (毎月1日・16日更新)
  vol.039 羊の国をマイカーでドライブ
  取材地 ニュージーランド・クライストチャーチ
  記事執筆・取材・撮影 松本 さくら
  2006. 11. 1 掲載
 
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