
右端の建物は「教会」と「バー」が
一緒になっているそうだ
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小さいねずみ城は近くの大きな猫城と
常に対比される
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古城ホテルのひとつ、ラインフェルス城
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ラインフェルス城があるサンクト・ゴアールの町並み
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ライン川に面しているリーベンシュタイン城ホテル
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レストランからもライン川が見える
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ライン川沿いのフィッシュマーケット
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古城ホテルとライン川。ドイツ好きでなくとも、この黄金のコンビネーションはちょっと無視できないのでは?
古城ホテルとは、昔の城を改装して一般の人が宿泊できるようにしたホテル。城の雰囲気もさることながら、そのロケーションは森の中や川沿いなどといった絶景ポイントにあることが多い。
そして、後者はかの有名なライン川。ドイツの南、スイスから発祥するライン川はドイツを縦断し、ドイツの北、オランダから北海に流れ込む。全長1,320kmのうち、約半分がドイツを流れており、国際河川としてひっきりなしに貨物船が航行している。
日本人的感覚なら、「母なる川」とでも言いたくなるこんなライン川だが、ドイツの母なる川はドナウ川やモーゼル川。ライン川は唯一「父なるライン川」と呼ばれる。ドイツの主要河川のほとんどが女性名詞である中、ライン川は男性名詞なのだ。なぜかは不明だが、その理由を自分勝手に想像してみるのも楽しい。
このライン川中流域に沿って、多くの城や城塞が立ち並んでいる。中世ヨーロッパでは、有力諸侯や伯爵たちが川を航行する船から税を徴収して、城の建設にあたった。税の取立てはかなり厳しいものだったそうだが、おかげでこの地域に古城が残り、一部はホテルやレストランとして改装され、人気を博している。
ひときわ高い場所に位置するリーベンシュタイン城もそのひとつ。12〜13世紀に建築され、その向かいには兄弟城のシュテレンベルク城がある。一人の女性をめぐる戦いによって、兄弟が決闘の末、死んでしまうという伝説が残る城だ。今では、両方の城ともにライン川に面してカフェ・レストランがあり、ゆったりと時が流れている。
リーベンシュタイン城ホテルの特徴は、家族経営のアットホームな雰囲気と素朴さだろう。豪華に改装された古城ホテルも捨てがたいが、ここは「城に泊まる」ということを実感できる場所だ。部屋へのエレベーターなどもちろんなく、螺旋階段は1人しか通れない。ドアはオートロックではないし、バスタブもない。つまり色々不便ではあるが、内装にもあまり手が加えられていないだけに、中世騎士たちの生活に少しは近づいたかな、と思えるのだ。
ランチは外のテラスで、ライン川を眺めながら。夕食は、鎧が飾られたレストランで窓際に席をとり、またライン川を眼下に。そして、部屋に戻れば、城独特の小さな窓からまたライン川。こうしてライン川下りに向けて、気分も盛り上がってくる。
いくつかの会社がライン川下りの観光フェリーを運営しているので、インターネットで申し込むか、ホテルから予約を入れてもらうといいだろう。リーベンシュタイン城を含む古城が集中する中流付近を往復すれば十分満喫できる。次の船がまた来ることを確認して、途中下船もできる。
「ねずみ城」に「ねこ城」に「ローレライ」。名前だけで知っていた城や名所が次々と目の前に現れる喜びを、フェリーの一番上に陣取って、是非味わって欲しい。 |
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