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vol.006  チョコ好きにはたまらない冬の楽しみ
       −ベルギー・フランダース地方 ブルージュ
鳩のパン粉焼き チョコレートソース 1つからでも購入可能。たくさん巡ってお気に入りを探してみては
観光客の大半が、春から夏にかけて訪れる。水辺でゆっくり過ごせるのも、冬だからこそ
「ゴディバ」「ピエール・マルコリーニ」といった、
世界的に有名なチョコレートメーカーを生み出したベルギー。

そんなベルギーでチョコレートの街として一目置かれるのがブルージュ。

ベルギーで本場のチョコレートを満喫するなら冬のブルージュを訪れ、
奥深いチョコレートの魅力を味わってみてはいかがだろうか?
 
■チョコレートの街、ブルージュ
 大都市に滞在して各地の観光スポットを巡る周遊型のツアーが日本人の定番観光スタイル。しかし、ゆったり滞在することでその土地ならではの文化や生活を感じられる街も多い。ブルージュもその街の一つ。中世の面影が残るブルージュはおとぎ話に出てくるようなかわいらしいレンガ色の町並みが人気の観光都市。ヨーロッパ屈指の美しい広場として知られるマルクト広場や鐘楼など、見どころが多く、夏場に運河クルーズで巡るのがブルージュ観光の定番だ。年間300万人の観光客のうち、250万人が花々の咲き乱れる4月から9月にかけて訪れるという。

 しかし冬ならではのブルージュの楽しみ方も見逃せない。それは本場のチョコレートショップ巡り。夏場と比べ冬場は観光客が少ないため自分のペースでショップ巡りに出かけることができるだろう。ブルージュには約50のチョコレートショップがあり、有名なチョコレートショップから、ブルージュだけにオープンする地元のショップまでさまざまにそろう。首都のブリュッセルにも多数のショップがあるが、歩いても巡れる距離に集合しているのがブルージュの特徴。「職に困ったら、ブルージュでチョコレート職人になれ」といわれるほど、本場ベルギーでもブルージュはチョコレートの街として一目置かれる存在なのだ。
 
 
■チョコレート・ウォークで意外な美味しさを発見
 ブルージュでは2006年から、冬期の間だけ楽しめるチョコレートのイベントやアクティビティを用意している。2月の初旬にはマルクト広場で「ブルージュ・チョコレートマーケット」が開催されるほか、チョコレートを使ったトリートメントが体験できるエステも登場。なかでも手軽に楽しめるのが、「チョコレート・ウォーキングツアー」。ガイドと一緒にチョコレートショップを4、5軒巡りながら、街を散策するツアーで、各店舗の特徴やベルギーチョコレートの美味しさを解説してもらうというもの。さらにチョコレート作りの現場を見学することもできる。例えば、今回立ち寄ったショップは、ミシュランの星付きレストランに提供する「ザ・チョコレート・ライン」。赤ワインとビネガー、バジルとトマト、コーラといった、ユニークな素材を使ったチョコレートが特徴で、意外な食材とカカオがマッチした新しい美味しさが印象的だ。  
 チョコレート巡りの締めくくりは、チョコレートを使ったメニューのディナー。チョコレートフェスティバルの期間中、市内10ヶ所のレストランでは、前菜、デザートにチョコレートを使ったメニューを提供している。「ホタテのカカオソテー」や、「鳩のパン粉焼き・チョコレートソース添え」など、メニュー名からは味が想像できないが、食べてみるとカカオのコクが素材と合っているのに驚かされる。ブルージュならではの味覚を味わえるだろう。  
 
■ブルージュ初の5ツ星ホテルがオープン

 今年4月には初の5ツ星ホテルとなる、ドイツ系高級ホテル「ケンピンスキー・ホテル・デュークズ・パレス」がオープン。同ホテルは15世紀時代の建物を改装したホテルで、総客室数はスイートを含め93室。町の中心に位置する。当時の雰囲気が今も残るが、設備は室内プールやスパのほかハイスピードインターネットやフラットTVなども揃う。特にスパはブルージュでは唯一のホテルスパ。旅の疲れを癒してゆったりと過ごすことができそうだ。

 
       取材協力:ベルギー・フランダース政府観光局
 
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