Recipe 07
ラム・チョップのマスタードしょうゆ味(オーストラリア)
多民族都市シドニーで愛されるバービー
多民族都市シドニーの食文化は、とってもカラフル。各国からの移民がバラエティ豊かな本場の味を持ち込む一方で、フュージョンが発展し続けているからだ。 多文化融合の上に成り立っているこの街で、「家庭料理」や「郷土料理」を一般論として語るのは難しい。
そんな中、ルーツやバックグラウンドを問わず、誰もが愛するオーストラリアの国民食といえるのが、バーベキュー。オージー流に言えば、「バービー」または「BBQ」だ。
アウトドアで過ごすのが大好きなシドニーっ子にとって、バービーはもはやライフスタイルの一部。庭やベランダに立派なバーベキュー台を設置している家も多く、 公園やビーチには誰もが使える公共のBBQ設備があちこちに点在していて、そのほとんどが無料で使用できる。
定番のオージースタイルBBQといえば、ソーセージやステーキ、それから玉ネギなどの野菜とパンというシンプルなものだけれど、最近はこんなところにもフュージョンの波が押し寄せている。
そもそもBBQというのは、基本的に参加メンバーみんなで材料を持ち寄るもの。その顔ぶれが多彩になるにつれて、多様なスタイルが生まれたとしてもフシギではない。 ただし、親交を深めるための気軽なレジャーという位置づけだから、準備や調理に手間暇かけない、というのが暗黙のルール。青い空の下、ダイナミックに、簡単でおいしいものを。それさえ守れば、何でもアリだ。
かくして、今回ご紹介する「ラム・チョップのマスタードしょうゆ味」のような日豪フュージョンのBBQメニューも登場する。
オーストラリア産のラム肉は、柔らかくてジューシー。最近はその味ばかりでなく、ヘルシーさにおいても注目を浴びている。おいしくいただくコツは、焼きすぎないこと。 表面はこんがり、中はピンク色という状態に焼き上がったら、あつあつのうちに手づかみでどうぞ!
Written & Photographed by
Tokiko Minamida
◆材料 4人分
・ フレンチ・ラム・チョップ
12本
・ 塩・コショウ
少々
<下味>
*
・ しょうゆ
適量
・ ホット・イングリッシュ・
マスタード
大さじ1〜2
・ すりおろしニンニク
少々
* 下味には、お好みではちみつ、オレンジジュース、
タバスコなどを少量加えてもOK
◆作り方
1.
下味の調味料をよく混ぜあわせた中にラム肉を1時間浸けて味をなじませる。
2.
サラダ油を塗ったプレートの上にラム肉を並べ、塩、こしょうをふる。
3.
表面にきれいな焦げ目がつくまで強火でこんがり焼く。
4.
火を弱め、はけで下味の調味料を上塗りし、裏に返して色づくまでさっと焼く。
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