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Recipe 42
コシャリ(エジプト風そば飯)
 
ソースは辛いのでお好みで
    エジプシャンB級グルメ

エジプトの細い路地を歩いていると香ばしい匂いが漂ってくる・・・。匂いに誘われ、ゆっくりと歩いてみよう。ちょっぴり恥ずかしがり屋で、でもとっても気さくなエジプシャンの素顔が見えてくる。

水タバコをふかしながらゆっくり話をするのもエジプトならでは。さらに路地を行くと、水タバコをくわえたおじさんが「やあ」と声をかける。振り向くと、鳥の丸焼きが真っ赤な熱線の下で回っている。パリパリに焼けた皮が見るだけでも食欲を誘う。その隣には、肉の削ぎ切りを幾重にも塗りつけたような塊(ちょうど日本の床屋さんの店先にあるような)が回っている。 「シャワルマ」である。牛肉が主だが、鶏肉バージョンもある。注文すると程よく焼けたところを細長いナイフでそぎ落とし、ちりとりのようなものでうまく受け止めて切り落としてくれる。平らなナンのようなパン「アエーシ」に挟んで食べればボリューム満点。飲み物とセットで5E£ほど(約100円)。ちょっぴり豪華な?ランチとなる。

もっと気軽にエジプトの地元の味を!という人にお勧めなのは、「コシャリ」。まさしくエジプト庶民の味。米、マカロニ、スパゲティ、レンズマメが混ざったものにトマトソースがかかったもの。トッピングに、「タアレーヤ」(オニオンフライ)などを載せるのもよし、フライのサクサク感がたまらない。お好みで卓上の「シャッタ」(ピリ辛ソース)や「カル」(酢)をかける。

このエジプト風そば飯は炭水化物のオン・パレード! 肉体労働派向きの国民食である。大盛りは「キビール」、小盛りなら「スガイヤル」といい、お値段も手ごろで2~3E£(約40〜60円)。テイクアウトもOKなので、先ほどご紹介した「コフタ」や「シャワルマ」を載せてオリジナルの味を発見してみてもいい。

コシャリは、エジプトのどこの町でも、また誰もが気軽に食べている人気食だが、地域色がある。カイロでは、全体的に米の割合が多かったり、米とマカロニが均等だったり。そこが各コシャリ屋さんのオリジナル。一方、アレキサンドリアでは、米を除いたマカロニとスパゲティだけの「マカロナ」が人気。


Written & Photographed by Minako Sato


◆材料 4人分
・レンズマメ *1 適量
・ヒヨコマメ(飾り用) 適量
・米 2合
・マカロニ、スパゲティ 80g
・玉ねぎ 1個
・にんにく、塩、こしょう、バター、サラダオイル 適量
<シャッタ(ソース)>  
・トマトペースト 大さじ1
・豆のゆで汁 1/2カップ
・酢またはレモン汁 大さじ1
・レッドペッパーまたはカイエンペッパー 適量
*1 乾燥したものを茹でておく。水煮缶があれば手軽

◆作り方
1. 玉ねぎを輪状になるように薄くスライスし、サラダオイルでカリカリに素揚げする。きつね色になるぐらいまで。
2. 玉ねぎを揚げた油を使って、米を炒め、ピラフにする。
※普通に炊いたご飯でも良く、簡単でさっぱりした仕上がりになる。
3. レンズマメのゆで汁(缶の場合は、一度煮汁を弱火で温めておくと良い)に、すりおろしたにんにくと塩、こしょう、バターを入れてソースの味を調える。
4. マカロニとスパゲティは塩少々でゆでる。
※マカロニは超小さいもの、スパゲティも超細いものがよりエジプト風。
5. ソースの材料を人肌に温め味を馴染ませる。
6. マカロニ類、米、豆類を順に載せてソースをまわしかける。トッピングに玉ねぎの素揚げを載せる。
   
  お好みで5のソース「シャッタ」をかける・・・かけすぎると激辛になるので注意!


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